停電は天災によるところが多いので、いつでも起こる可能性があります。停電で照明が消え周囲が見えなくなることも困りますが、一時的な停電で一番心配なのは冷蔵庫・冷凍庫に入れているものの行く末です💦
停電時に冷凍庫内の食品を守るためには準備と適切な対応が重要です。冷凍庫の停電対策を以下に記載しておきます。
事前の準備
できるだけ冷凍庫を満たしておく
- 冷凍庫が満杯だと温度が安定しやすく、停電時にも食品が長く冷えた状態を保ちます。
- 空いているスペースにはペットボトルに水を入れて凍らせると良いです(氷の蓄冷効果)。
保冷剤を用意する
- 冷凍用の保冷剤をストックしておくと停電時に冷気を保つのに役立ちます。
冷凍食品の位置を工夫
- 消費期限が長いものや保存性の高いものを下部に置き、早く食べたいものを上部に配置。上部にある食品の方がとけやすいので効率的に消費できます。
停電を想定した温度調整
- 普段から冷凍庫を「強冷」に設定しておくと停電時にも冷気を保ちやすい。
冷蔵庫をポータブル電源に繋いでおく
- Jackery(ジャクリ)などのポータブル電源には、繋げている家電に電気の供給が止まると自動で電力を供給してくれる機能が付いている機種があります。(Jackery ポータブル電源 600Plusなど)
停電時の対応
冷凍庫を開けない
- 冷気が逃げるのを防ぐため停電中は冷凍庫をできるだけ開けない。
- 冷凍庫を閉じたままにしておけば通常6~8時間程度は食品が冷えた状態を保てます。
冷凍庫内の温度を把握
- 冷凍庫に温度計を入れておくと温度の変化を確認できる。
- 温度が-15℃以下なら食品は安全な状態が保たれます。
食品の状態を確認
- 冷凍食品の中に氷を一つ入れた容器を置いておくと停電後の解凍具合が分かります。
- 氷が溶けて固まり直している場合、冷凍庫内が一時的に解凍された可能性があります。
長時間停電の対策と備え
ポータブル電源や発電機の利用
- ポータブル電源や家庭用発電機を準備しておくと冷凍庫への電力供給が可能。
- 使用する場合は冷凍庫の消費電力を確認して適切な機器を選ぶ。
クーラーボックスの活用
- 長時間の停電が予想される場合は冷凍食品を保冷剤と一緒にクーラーボックスへ移動。
- 保冷能力が高いクーラーボックスを選ぶと効果的。
停電復旧後の食品判断
- 食品がまだ固く凍っている場合は安全。
- 解凍されてしまった場合は食品の安全性を確認し再冷凍せず早めに調理する。
停電後のチェック
食品の状態確認
- 半解凍または完全解凍された食品は安全性に注意。
- 生鮮食品や魚介類は解凍後、再冷凍せずに調理。
温度の安定を確認
- 冷凍庫の温度が元に戻るまでは新しい食品を入れない。
まとめ
停電時に冷凍庫の食品を守るためには事前の準備が重要です。冷凍庫を効率的に使い、停電時には開閉を控えることで食品の安全性を保てます。
長期停電の可能性がある地域ではポータブル電源や保冷対策を事前に計画しておくと安心です😄
停電した時は冷凍庫のドアはできるだけ開閉しないようにしましょう。