お米を米袋に入れたまま置いて保存していませんか?
お米は高温多湿が苦手で、直射日光の当たる場所にそのまま保管しているとカビや虫が発生する原因になります。
保存場所は冷蔵庫の野菜室などがベストと言われているほどです。
お米は意外と繊細な生鮮食品。
保存容器を使う場合も密閉できていれば特に問題はありません。
高温多湿を避けた涼しい場所で保管しましょう。
炊飯量は炊飯器や釜の大きさに合わせるのが一般的。
最大炊き量の7割ぐらいの分量がベスト。
5合まで炊ける炊飯器なら3〜4合炊くと一番美味しくなります。
「洗米」はご飯の美味しさを引き立たせる重要なポイント。
ふんわりと優しくかき混ぜながらお米を洗います。目的は表面についているヌカやほこりを取ること。
コツとしては、お米が最初の水に触れる時間を極力短くするよう注意してみて下さい。
乾燥状態のお米は水を特に吸収しやすいため、長時間水にさらすとほこりやヌカで濁った水がお米の中に吸収されてしまいます。
数回かき混ぜたらサッと水切りをしましょう。
特に一番最初に洗う時に使う水が大切。
ミネラルウォーター(硬度50度以下の軟水)を使うとプロ顔負けのふっくらとした美味しいご飯を炊くことができます♪
天然水タイプのウォーターサーバーがあれば便利ですね。
洗米後の水切りは、お米を傷つけないためにも凹凸のないプラスチックのザルを使用しましょう。
これで表面のヌカやほこりが取れるので次はお米をとぐ工程へ。
最近のお米は高い精米技術により最初から不純物はさほどついていません。
強い力で洗うと傷ついて味が落ちるため米とぎは優しく。
水切りをしたお米をボウルの中で30回〜40回優しく「握る」→「離す」を繰り返すだけで十分です。
これをやるのは1回だけで、3回水ですすいでください。
『とぐのは1回だけ、水交換は3回』にすると美味しいご飯が炊けます。
これで米とぎは完了です。
次は浸水。お米1合(150g)に対し水は190g。
理想のご飯を炊くためにはスケールなどを使いしっかりと測ります。
お米と水をボウルに入れてラップをし、冷蔵庫に入れて1時間ほど浸水させます。
ラップをかける理由は冷蔵庫の中のニオイがお米にうつらないようにするため、浸水させる理由は米の中心部までしっかりと水を浸透させるためです。
冷蔵庫に入れるのは気温が低い方が浸透しやすいため。
浸水が完了すれば炊飯器の「早炊きモード」で炊きます。
「普通の炊飯モード」は浸水の時間も含まれているため、冷蔵庫でしっかり浸水させた場合は早炊きモードの方が美味しく炊けます。
炊きあがったらすぐにしゃもじでほぐしましょう。
蒸らしはよほど昔の炊飯器を使っていない限り必要ありません。
浸水同様、今は蒸らし時間も炊飯時間に含まれている炊飯器ばかりです。
これでいつもより美味しいご飯が炊けるハズ。
結構手間はかかりますが、ご飯が好きな人は試してみてください♪